環境保全活動支援

小諸ミズオオバコ保全会議

ミズオオバコはトチカガミ科の沈水植物で長野県のレッドデータブック掲載種。

平成15年秋、このミズオオバコが小諸市御影新田の灌漑用調整池計画地付近の水田で発見されました。工事によって失われるこのミズオオバコを保全するために発足したのが「小諸市ミズオオバコ保全連絡会議」です。ミズオオバコはその後、すぐそばの田んぼへ土ごと移植され、翌年には多くの花を咲かせました。

この移植保存地および周辺にはミズオオバコの他にも貴重な生き物がたくさんいます。

平成19年からはこの貴重な自然を地域住民の手で守るために、「小諸ミズオオバコ保全会議」と改名し、田んぼでの自然観察会や、維持管理作業を続けています。

●平田聡子:副代表

(株)浅間自然環境事務所:事務局

→こもろミズオオバコビオトープの場所

自然史博物館をもたない長野県において、東信地区(長野県東部:佐久市、小諸市、上田市、東御市、北佐久郡、小県郡)の自然情報を記録する会を立ち上げました。

会員は主に地元在住の生きものに詳しく、自然への興味がある人々。それぞれの専門分野を生かした活動を行っています。

地元の自然がどのように変化していくのかを、「印象」や「感じ」ではなく、博物学的、科学的な記録として残していきたいと考えています。

 (株)浅間自然環境事務所:事務局 

東信自然史研究会